防災ノート_311を忘れない_小学校
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あひと社いいえあきひひけてきわまきさひてあき▶おひろでいみきづだばあもあぼう4951た すみぢか矢吉隊員たすしんばいそせいほごしゃかたきかんきょうじょでんきょくながうみながひとれいあときざいたいへんつよつうがくぼうしょしょうにんぼくひとりしょうまわぼくないようおうむねにほんゆうすうぎょこうところつなみじょかつどうきゅうなかおはなひかAEDがきたら、まずスイッチを入れよう。まず、スイッチを入れます。ふたを開けるげんばとスイッチが入るAEDもあるよ。AEDのメッセージどおりにしよう。はなれてください。 AEDは写真のようにケースに入っています。 学校や駅など、設置場所は増えています。みなさんの学校にもありますか? 探してみましょう。 AEDが必要なときは、ケースの扉を開けて持っていきましょう。扉を開けると大きな音がするので、周りの人が気付いて助けに来てくれます。電極パッドを胸にはろう。光るボタンを押してください。しょうぼうにちはいぎょせんようあといちばんこんかいげんばじかんちがぼうしょうつかひっしひとりたい いんいろせいふくしゃしんがっこうえきがっこうひつようぜんたいせきせつ積雪の現場で全体ミーティングかな悲しみの現場で 翌12日には、被災地に入り活動を開始しました。日本でも有数の漁港である気仙沼は、漁船用の燃料タンク23基のうち21基までが海に流されていました。また町は津波が運んだがれきで埋め尽くされ、油の臭いが充満し、至る所に火の手が上がっていました。 火が消えた後の気仙沼は全てが破壊され、流された津波のあとを捜索するのは、初めてのことです。がれきの下に、どんな危険なものが埋もれているのか、想像もつきません。どこに誰がいるのか、どこに何があるのか、分からない中での救助活動です。 今回、一番つらかったことは、亡き人への礼をつくせなかったこと。花や線香を手向けることもできず、手ぬぐいを顔にかけるだけで、「後で迎えに来ます。待っていてください」と、現場を去らねばならなかったことです。ひとたすやよしたい いんさいちはいかつどうかいしあぶらせんぬますべしたなにかおたいぷんおおおぼべんいっきょうしょうなかまれんたい かんだい がくじだいたい いんはいしょたすゆうきおとおおめいなかまきじゅうとくしゅさぎょう特殊重機による、がれきの撤去作業がくせいたいりかいどしょうりょくはこまちはじハイパーレスキュー隊のワッペン保護者の方へ:このページの心肺蘇生は小学生の体力と理解度に応じた内容となっています。たいいんひび日々厳しい訓練に励む隊員くんれんたい総道特総特79消防はチーム ハイパーレスキュー隊の勤務は仮眠や引き継ぎも含めて、24時間と10分。そして交替します。扱う機材も消防署と違うものも多いので、覚えるだけでも大変で、使いこなすために一生懸命勉強し、先輩に追いつこうと必死です。それだけに、仲間の連帯感は強く、連携プレーもスムーズになるのです。 隊員の一人、矢吉さんは大学時代、通学路に消防署があり、オレンジ色の制服を見てかっこいいなと憧れ、ハイパーレスキュー隊員を志願しました。 矢吉さんは言います。「僕たちは20人の編成です。どんなときでも、僕の命綱を確保してくれている先輩や後輩がいます。みんなに助けられているからこそ、一人では出せない勇気が出てくるんです。消防は、『チーム』。僕には、頼りにな電極パッドの絵のとおりにはろう。助け合う(1) 行政機関による「公助」身近な人を助けましょう「共助」

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