防災ノート ～災害と安全～ 小学校5・6年生版

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2 災害に備えよう 4 避難訓練 調べる・まとめる 避難訓練に取り組みましょう 地震や台風などの災害は、いつ起こるか分かりません。 自分の命を守る避難ができるように、学校などでの避難訓練では、真剣に取り組みましょう。 「津波てんでんこ」～津波のこわさを知るからこその教え～ 何度も津波におそわれた三陸地方には「津波てんでんこ」という言葉があります。 「てんでんこ」とは、「てんでんばらばらに」という意味です。「津波がきたら、一人一人がてんでんばらばらになって、早く高台ににげろ。」という教えです。津波に苦しめられてきた三陸地方の人々の思いがこめられた言葉です。東日本大震災が発生した平成23年3月11日、岩手県釜石市では、「津波てんでんこ」の教えを守り、約3千人の小・中学生全員が避難できました。「とにかく早く、自分の判断で、できるだけ高い所へにげる」という先人の教えが、みんなの命を救ったのです。 学校での避難訓練の他に、家やよく行く場所での避難の方法も考えておこうね。 ワークシートに考えを書きましょう 1 避難訓練をふり返ってみましょう。 2 避難訓練では、どのようなことを学びましたか。