関東大震災復興100年教材 小学校版
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さいがいリサーチすだちょうじしんだいしんさいひさいひ ふくしょうあとほんしんすみだくひ ふくしょうあとふくしょうあとじしんじしんえいきょうほのおはげひなんしゃしんさいだいしんさいしんゆじひだいしんさい 神田須田町の交差点で、被災した市電(現在の都電)の時計です。針は地震発生時刻の11時58分を指したまま止まっています。※被服廠跡:軍服や軍靴などを作る工場があった場所。地震発生当時は空き地になっていました。 被服廠跡では、地震発生の9月1日から9月3日の午前中まで火災は続きました。その大きな要因は大量に運び込まれた避難者の家財道具でした。震災の様子をみてみよう。⬆関東大震災関東大震災は、マグニチュード7.9の本震から3分後、5分後と巨大な揺れが三度発生しました。地震後、東京市では130か所以上から出火しました。その日、関東地方は台風の影響で強風がふいており、火はまたたく間に広がりました。9月1日深夜には、現在の台東区や墨田区を中心とする下町一帯は激しい炎に包まれました。当時は木造の家が多かったため、そのほとんどが焼失しました。電気時計被服廠跡に運び込まれた品々Research関東大震災について知ろう1 災害の様子

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