• 授業後に、児童・生徒が性暴力被害を受けた、受けていることを開示してきた場合の対応を事前に検討しておく。• 必要に応じて専門機関(警察、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター、児童相談所等)と連携して対応する。• 被害児童・生徒は、心身に大きな傷を負い、寝られない・食べられない等の身体症状や様々なトラウマ反応が現れることがある。教職員は、養護教諭やスクールカウンセラーと連携して対応することが重要である。• 家庭で被害経験(性暴力被害のみならず、身体的虐待や心理的虐待、ネグレクトの被害を含む)がある児童・生徒については、家庭の養育環境を含む他の要因があることを考慮に入れて、児童相談所等の専門機関と連携して対応する。• 外国人児童・生徒の文化的な背景に十分配慮し、外国人児童・生徒の行動が他の児童・生徒からの非難の対象となったり、外国人児童・生徒の自尊感情を低下させたりすることがないようにする。• お便り等を通じて保護者に対して、事前に授業のねらいや内容について伝え、授業後もその様子を伝える。教材「生命の安全教育」の使用について• 児童・生徒の発達段階や学校の状況を踏まえる。• 教材の一部を活用することも可能である。児童・生徒から相談を受けた場合の対応指導上の配慮事項2 指導上の留意点・配慮事項
元のページ ../index.html#4