生命(いのち)の安全教育 指導資料
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 性犯罪・性暴力は、被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為であり、その心身に長期にわたり重大な悪影響を及ぼすものであることから、その根絶に向けた取組を強化していく必要があります。 令和2年6月に政府の「性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議」において、「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」が決定され、この方針を踏まえ、子供たちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないよう、令和5年度から全国の学校において「生命(いのち)の安全教育」を推進することになりました。 東京都教育委員会では、令和4年度に文部科学省委託事業「学校等における生命(いのち)の安全教育推進事業」を受託し、板橋区立志村第三小学校、板橋区立志村第一中学校、東京都立忍岡高等学校において、指導モデルの開発等に取り組んできました。 この指導資料は、3校で取り組んだ実践を基に、各学校における「生命(いのち)の安全教育」の推進の一助となるよう、作成しました。 本資料を参考に、各学校や地域の状況に応じた「生命(いのち)の安全教育」の実施について積極的な取組をお願いします。はじめに

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