第三章防災対策コンビニエンスストアファミリーレストラン等ガソリンスタンド一時集合場所へ避難(小・中学校、近所の公園)一時集合場所が安全火事の危険がなくなった家に被害がない図1 災害時帰宅支援ステーションのステッカー1月21日(土)図2 避難の順序1月20日(金)火事等の危険がない9時30分職員会議○仕事内容を基にした組織作りが進○校区を回って生徒の安否情報の収集○避難者用の電話3台設置○公共下水道復旧○仮設トイレ2基設置17時30分避難者自治組織発足。「避難市民のきまり」を作る。勤務職員 13名宿直 3名1月22日(日)火事が広がってきて危険になった避難場所に避難(大きな公園・広場)家に被害があり生活できない11時○職員会議を開く。生徒、職員の安否を○1月25日を第1回生徒登校日と決定○避難者への救援物資の配布に職員○自治組織のミーティング 職員が指揮を執り実施される。勤務職員 49名宿直 15名1月23日(月)9時避難者約1,000人正午頃自衛隊から最初の給水車到着。1日2回来るが、近隣住民に知らせる方法なし1年生男子児童1名の死亡確認(父母とともに)犠牲児童3名となる。勤務職員 32名宿直 2名3時○大型トラックにより医薬品ほか、多種多様の救援物資が届く。11時○校務運営委員会を開く。○校区を3分割して生徒の安否情報の○午後、救援の発電機が届く。 電灯程度の利用が可能となる。21時30分○避難者名簿を作成し、避難所本部テ収集に回る。ントに掲示した。勤務職員 13名宿直 2名○電気が復旧する。○緊急放送設備が使用可能となる。○避難者の中からボランティアを募り、トイレ掃除をする。○プールの水をトイレ用にくむ。○深夜にも救援物資が到着○電話が3回線に増設される。○避難者名簿の作成に着手勤務職員 38名宿直 10名9時避難者約1,000人21時避難者876人○遺体安置、手当、物資補給など、対応に追われる。遺体が順次出棺する。勤務職員 22名宿直 2名む。○区役所職員の常駐化始まる。○校務運営委員会を開く。○救援物資の情報など、対策本部から○同窓会館にて、避難者の総会を行う。○自治組織が発足する。○仮設トイレ16基が搬入される。勤務職員 33名宿直 10名の情報がようやく的確に届く。営9時避難者648人・児童・生徒・教職員用飲料水・徒歩帰宅する帰宅困難者用飲料水10時・プールの水をろ過して飲料水に変えるろ出勤職員で打ち合わせ水器(1時間当たり600~1,000リットル10時30分浄水可能)すべての遺体を出棺する(延べ17遺体のうち最後の6遺体)。11時20分毛布100枚入る(1人2枚として不足分)。21時・被災者自身や家族等がセルフケアするた避難者855人(余震で増加)めの医薬品セット500人分(一般医薬品=風邪薬・解熱剤・湿布薬・絆創膏・殺菌消○明日より毎晩19時から班長会議を開毒剤、包帯、ガーゼ等)「A小学校ファミリー」と教頭が板書勤務職員 32名宿直 3名催することに決定(会議室)11時○近隣の公園で、臨時全校集会(生徒○この日より、市内ほか中学校から応援142人)教諭の来校始まる。勤務職員 21名宿直 2名把握する。が終日当たる。●都立学校の備蓄品9時避難者804人昼過ぎNTT仮設電話20台設置。大垣市給水車応援到着○23日までの安置遺体全ての出棺のめどが立つ。15時30分体育館へ畳200枚入る。18時~20時頃○市担当者による応急仮設住宅申し込み説明会(食堂で、校長・教頭立ち会い)21時頃避難者616人10時50分○翌日登校するよう校区を巡回して連絡、掲示11時○電気が復旧する。16時30分○避難者用に自衛隊のテント6張り設○ボランティアによる炊き出し開始○降雨のため、グラウンドではテントの一時集合場所が危ない数が更に増す。勤務職員 11名宿直 3名○避難者名簿のパソコン入力を始める。○自治組織の班長ミーティングが毎朝・夕に定例化する。避難所に避難(小・中学校)○避難者名簿により来所者、電話の安否確認作業がスムーズに行えるようになる。○仮設トイレが搬入される。勤務職員 19名宿直 14名内 容飲料水食糧などセルフケアセット自家発電機・児童・生徒・教職員の非常用食糧・人数分の毛布・停電時の投光器及び水中ポンプ用・停電時のパソコン、テレビ用『災害時帰宅支援ステーションの活動』 東日本大震災発生当日は、東京都内でも交通機関の運行中止や遅延などにより、多くの帰宅困難者が発生した。そのため、都立学校は当日から災害時帰宅支援ステーションを開設し、多くの帰宅困難者を受け入れた。 例えば、JR新宿駅南口に近い都立新宿高校では、生徒の安全を確認した上で、交通機関の混乱状況から生徒を校内に宿泊させた。その後、新宿御苑に避難した人や新宿駅で電車の不通を知った人たちが午後4時頃から集まり始め、最大で約2,500人の帰宅困難者を受け入れた。この都立高校をはじめ、全ての都立学校では約6,000人の帰宅困難者を受け入れた。 大 き な 地 震 が 起 き た95
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