防災ノート_311を忘れない_高等学校
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第二章交通安全と防災北自宅学校から自宅に向かう経路地震の発生  ●●高速道路所用時間:40分・災害時帰宅支援ステーションあり・住宅街の経路所用時間:1時間半・幹線道路沿いの経路所用時間:30分・災害時帰宅支援ステーションあり・ ◯◯川渡る。土手沿いの経路・避難場所あり避難場所支援体制のあるガソリンスタンドコンビニエンスストア◯◯橋渡り避難場所住宅街公衆電話公園コンビニエンスストア警察署支援体制のあるガソリンスタンド災害時帰宅支援ステーション公園公園コンビニエンスストアコンビニエンスストア○○通り○○通り●安全な帰宅経路を確保するための手立ての例①「災害時・危険箇所マップ」の作成 大地震や火災などが発生した場合を想定し、通学路上の危険箇所について確認して地図に記入する。災害が発生した場合には、この地図を基に、危険箇所を避け、安全な経路を選択して帰宅する(図1)。②「災害時帰宅経路チャート」の作成 「災害時・危険箇所マップ」を基に、自宅まで安全に帰宅できる経路を確認し、チャート図を作成する(図2)。地震や火災など、災害の種類や状況によって安全な経路が異なるため、複数の経路を選定しておく。・震災や火災により通行できなくなる箇所、危険が予測される箇所などを記入する。図1 基本情報を記入した「災害時・危険箇所」マップ(例)交通規制.●●通り・●●通り火災危険エリア・●●丁目~・●●丁目~図2 災害時帰宅経路チャート(例)経路Aの概要経路Bの概要経路Cの概要災害時帰宅支援ステーション避難所避難場所自 宅国道○号線災害時帰宅支援ステーションコンビニエンスストア消防署○○通り○川土手●●大学コンビニエンスストアトイレ●●高校●●高校●●川緊急車両通行規制○○通り○○通り○○通り○○通り支援体制のあるガソリンスタンド警察署・交番●●小学校防災センター学校●●小学校火災危険エリア【「災害時・危険箇所マップ」作成の手順】①自宅から学校までの地図を用意する。②基本情報を記入する。・避難場所や避難所、災害時帰宅支援ステーション(都立学校、コンビニエンスストアなど)、消防署、警察署、防災倉庫、公園、役所、公民館、病院などの災害時の防災拠点となる施設など・主要道路、鉄道、バス路線などの交通路線など③危険箇所を地図上に記録する。・行政の発行する災害時の被害想定やハザードマップ、警視庁による交通規制箇所(ホームページ)などを参考にする。89

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