防災ノート~災害と安全~高等学校版
47/52

3 学びを深めよう 2 気象情報の活用 調べる・まとめる 気象情報を活用しよう 防災気象情報 気象庁は、低気圧や台風の接近によって、大雨による災害が発生する恐れがある場合、注意報や警報などの防災気象情報を発表します。それをふまえ、各区市町村が避難指示などを出す場合があります。災害が起こりそうな場合は、確かな情報を参考に、早目に避難しましょう。 大雨による災害発生の危険度を示す情報 ●大雨警報(土砂災害)の危険度分布 土砂災害の発生する危険度を色で表した情報です。白、黄、赤、うす紫、紫の順に危険度が高くなります。赤以上になったら急傾斜地から離れて避難します。 ●大雨警報(浸水害)の危険度分布 浸水害の発生する危険度を色で表した情報です。白、黄、赤、うす紫、紫の順に危険度が高くなります。赤以上になったら低い場所から離れて避難します。 ●洪水情報の危険度分布 洪水の発生の危険度をそれぞれの川について色で表した情報です。白、黄、赤、うす紫、紫の順に危険度が高くなります。赤以上になったら川から離れて避難します。 噴火速報 「噴火速報」は、登山中の方や火山周辺に居住する方に、火山が噴火したことを端的にいち早く伝えることにより、身を守る行動につなげるための情報です。テレビやラジオ、携帯電話・スマートフォン等で知ることができます。 ワークシートに書いてまとめましょう 1 大雨による災害のリスクが高まるメカニズムについて調べましょう。 2 防災気象情報と警戒レベルとの対応について調べましょう。 3 主な火山災害を調べましょう。

元のページ  ../index.html#47

このブックを見る