高等学校版 防災ノート
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骨折の応急手当(東京消防庁)54秒2 備えよう3応急手当32出血の応急手当(東京消防庁)2分11秒青少年赤十字ハンドブック(日本赤十字社)傷口にガーゼやハンカチなどを当てて圧迫し、心臓より高い位置に上げます。血がにじんできたら、さらに上から布で覆い、圧迫します。ビニールをまいて処置することで感染症防止になります。・傷病者を搬送する前に、必要な応急手当を行います。・傷病者の望む姿勢(楽に感じる姿勢)で、搬送します。・傷病者を揺らさないように安静にして搬送します。・傷病者が転落しないように、安全に確実に行います。 骨折部位上下の関節をダンボール、雑誌、タオル、ネクタイなどを使って固定します。 水道水(できれば流水。出ない場合はペットボトルの水など)で痛みがなくなるまで冷やし続けます。服の上からやけどした場合は、服は無理に脱がせず、服の上から冷やします。応急手当の目的は、痛みや不安を和らげること、けがなどの悪化防止、生命を救うことです。手当を迅速に行うことが回復を早め、生命を救うことにつながります。痛みや出血がある場合、また、やけどが重症な場合は、応急手当が済み次第、医療機関の治療を受ける必要があります。傷病者を運ぶときは、背負う方法や、担架などを使う方法があります。担架は、原則として傷病者の足側を進行方向(上り坂では頭側を進行方向)にして、振動を与えないようにして運びます。担架がない場合は、板や毛布、衣類などを代用にして、応急担架をつくることができます。出血があるとき傷病者を運ぶとき骨折しているとき背負う背負うやけどをしているときワークシートに考えを書きましょう担架などを使う担架などを使う調べる・まとめる動画をみる動画をみるもっと詳しく搬送の原則ワークシートダウンロードPDF版Word版1自分たちでできる応急手当

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