防災ノート~災害と安全~高等学校版
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2 備えよう 2 自分たちで地域を守る 考える 地域で互いに助け合うために 助け合う 大地震が起こったら、みんなが総力を挙げなければ、乗り切ることはできません。自分や家族などだけが助かればいいということではなく、周りの人と協力し、一人でも多くの人を助けることで、震災の被害を最小限にすることができます。 ●迷わず協力を頼む 倒れている人に声を掛けて反応がなかった場合は、大声で近くの人に協力を頼みます。(このような時のために、日頃からホイッスルを携帯していると役に立ちます。) ●助け合うための知恵 柱や梁などに挟まれた人を発見したら、周囲の人に声を掛けて協力して助けます。 ●応急救護の必要性 大災害時は、負傷者が多くなり、救急車の到着が遅れ、救急活動が間に合わないことも考えられます。そのため軽いけがなどの処置法を身に付けておくことが重要です。 ワークシートに考えを書きましょう 1 災害による被害を最小限にするためには、どのような行動が必要か、考えましょう。 2 高校生のあなたができることには、どのようなことがあるでしょうか。

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