2地震11防災力向上のために防災組織の結成 災害時には、情報収集、救護、物資の調達、安全確保などの様々な対応が組織図(例)共用スペースの活用共助のすすめ地域との連携が欠かせない日頃の備え知る マンションには多くの人が居住しています。困ったことがあれば相談したり、助け合ったりすれば大きな力になります。イベントや共同作業に参加したりして、顔の見える関係づくりをしていると、いざというときに強い力になります。高齢者、身体が不自由な人、乳幼児などをあらかじめ把握しておくと、災害発生時の安否確認や生活支援が円滑にできます。必要です。みんなで役割分担をして組織づくりをしておくと役立ちます。 1 災害の特徴から考えよう 1 災害の特徴から考えよう より防災力を高めるには、地域との連携が欠かせません。日頃から地域の行事(イベント、防災訓練)に参加するなど交流を深めましょう。 地域との連携を進めるためには、町会・自治会に加入することや自治会を組織化して地域とつながることも方法のひとつです。町会・自治会の活動に参加することは交流にとどまらず、災害が発生したときの助け合いや日頃の防犯などにもつながります。 大規模なマンションでは、自治会の組織化を検討し、コミュニティの形成を進めることなども、災害への備えには有効です。単独で自治会等を作ることが難しい中小規模のマンションや賃貸住宅にお住まいの方は、周辺の町会・自治会に参加することも検討してみましょう。 防災対策本部の設置場所、エレベーター停止時の居住者の滞留場所、備蓄品の仮置き場所、屋外であれば災害ゴミの集積場所として多目的に活用できます。周辺の避難所がいっぱいになっているときなどはルールを定めたうえで、地域に開放することも検討しましょう。日頃から顔の見える付き合いを 日頃からあいさつを交わしたり、日頃の備え①家庭内の安全確保、 家具の固定②避難路の確保、避難階段の確認 ・避難はしご ・蹴破り戸③消火 ・消火器 ・消火栓④備蓄 ・日常備蓄で備えよう ・非常用持ち出し袋マンション防災を知る
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