32身近な人と助け合うために(共助)①火災が発生したらいざというときに、自分の命を守ることができたら、次に考えなければならないことは、身近な人を助けること(共助)です。心身の発達によって様々なことができる中学生に期待されていることは、一体どのようなことなのでしょうか。考えてみましょう。2 うよえ備避難所3自助・共助・公助●「自助」は、自分の命を自分で守ることです。まず、自分がけがをせずに生き残ることが防災の基本です。●「共助」とは、自分だけではなく、家族などや近所の人たちと助け合ったり、自主防災組織のような地域コミュニティを中心として助け合ったりすることをいいます。●「公助」とは、国や自治体、自衛隊、消防署、警察署などによる救助・災害支援活動などの公的な対応のことをいいます。考える 火災が発生したときは、周囲の大人と協力して、消火器や可搬式消防ポンプで消火活動を行う。可搬式消防ポンプの使い方 ドレンコックと放口バルブを閉め、吸水管をポンプ給水口に取り付けます。 吸水管を防火水槽やプールなどに投入します。 ポンプを起動し、吐き出し口にホースを接続して火元まで延長します。 火元に向けて放水します。1234ひんなじし えん か はんしきすいそうか はんしき
元のページ ../index.html#32