2 うよえ備在宅避難228自宅で生活を続ける(在宅避難)在ざい宅たく避ひ難なんについて ひとたび大規模な地震が起これば、電気・ガス・水道などのライフラインの被害や物資供給の停滞が予想されます。 自宅に倒壊のおそれがある場合などは、避難所で生活する必要がありますが、自宅に十分な耐震性がある場合は、避難所に行かずに自宅で生活を続けることが考えられます。そのためには、日頃から、自宅で生活するうえで必要な物を備蓄しておくことが重要です。●防災ポーチに入れておきたい基本アイテム●食料品や日用品の備え 東京都は11月19日を「備び蓄ちくの日」としています。日頃ごひひ ふぬろから食料品を多めに買いそろえ、普段の生活の中で消費していく日常備び蓄ちくなら、無理なく備び蓄ちくを続けることができます。●下水道の使用ができない場合 下水道が使用できない場合には、備び蓄ちくしている携けい帯たい用よう(非常用)トイレや行政が用意したトイレを利用します。●ガス・電気・水道の代替 ガスは、カセットコンロ、電灯は乾かん電でん池ちで作動するヘッドランプを利用します。水は日頃ごろからペットボトルなどの水を多めに準備し、近所の「給水拠きょ点てん」の確認をしておきましょう。●お風呂やシャワーが使えないとき ドライシャンプーやウェットティッシュなどがあると便利です。皮膚トラブルのある人は、タオルと水、塗り薬など、自分に適した物を準備しておきましょう。P46ワークシートチェックリストわが家の防災アクション知るモバイルバッテリー スマートフォンは被災時の生命線です。できれば2つ、乾電池式とソーラー充電式を備えておきましょう。マスク 避難時の粉じんよけに。感染症が流行する季節はマスクです。ヘッドライト 夜間、暗闇の中での避難や作業に、両手をあけられるヘッドライトが重宝します。携帯トイレ 数時間、身動きが取れないときのマストアイテム。さらに防災ポンチョがあると、人目を気にせずに済みます。応急手当用品 頭の上からガラスが降ってくるなど、思わぬケガをするのが災害という物。備えておけば、気持ちにも余裕が出ます。ゼリー飲料等 空腹ではイライラや不安もつのります。パニックになったときに心を落ち着かせる甘いものもおすすめです。ポリ袋 給水袋、敷物、レインコートや防寒服代わりなど、いろいろな使い道がある優れ物です。皮・ゴム手袋 感染防止とともに手すりを握っても滑らず体を支えやすくなります。じしんていたいひ がいとうかいひなんじょたいしんせいひなんじょごろひひさいひ なんひ なんけいたいびちくひなんひ なんひひ なん在宅避難 今すぐ準備したい10の備蓄品(NHK)もっと詳しく
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