安全教育プログラム 第16集
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2  危険を予測し回避する能力と、他者や社会の安全に貢献できる資質や能力の育成他者や社会の安全に貢献できる資質や能力危険を予測し回避する能力※ 特別支援学校については、児童・生徒等の障害の状態、発達の段階、特性等及び地域の実態等に応じて、自ら危険な場所や状況を予測・回避したり、必要な場合は援助を求めたりすることができるようにする。2 安全教育で身に付ける力 児童・生徒等は、身の回りにある危険から守られる立場にあるが、守られるべき対象にとどまらず、生涯にわたって自らの安全を確保できる力を身に付け、更に他者や地域社会の安全を意識して活動することが求められている。 そこで、学校は全ての児童・生徒等に、危険を予測し回避する能力と他者や社会の安全に貢献できる資質や能力を育成するための安全教育を推進していく必要がある。○ 日常生活の場面で、安全な生活習慣や態度を身に付ける。○ 教職員や保護者の指示に従い、行動する。○ 安全に行動することの大切さを理解し、安全のためのきまり・約束を守る。○身の回りの危険に気付く。○ 「生活安全」、「交通安全」、「災害安全」に関する様々な危険の原因や事故の防止について理解し、危険に気付く。○ 自ら安全な行動をとることができる。○ 様々な場面で発生する危険を予測し、進んで安全な行動ができる。○ 日常生活において、 安全な行動をとる。○ 防災への日常の備え及び的確な避難行動ができる。○ 様々な状況の中で、自らの安全を確保できる。○ 自分自身の安全だけでなく、家族など身近な人々の安全にも気配りをする。○簡単な応急手当ができる。○他者の安全に配慮する。○応急手当の技能を身に付ける。○ 学校、地域の防災や災害時のボランティア活動等の大切さについて理解を深め、参加する。○ 友人や家族、地域社会の人々の安全にも貢献する大切さについて一層理解を深める。○ 心肺蘇生法などの応急手当の技能を高め、適切な手当が実践できる。○ 安全で安心な社会づくりへの理解を深めるとともに、地域の安全に関する活動や災害時のボランティア活動等に積極的に参加する。○ 危険な状況を発見したときは、近くの大人に伝える。○ 危険な状況を発見した場合や、事件・事故・災害時、近くの大人に速やかに連絡し、指示に従う等適切に行動する。7安全教育で身に付ける力高等学校低学年小学校中学年高学年中学校幼稚園

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