安全教育プログラム 第16集
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 (4)  二輪車の事故について ア 二輪車事故者の分類(表9)0001010000002002000000000000101000005101730025113304602420062100330107191000000475100710805811 参考資料(令和4年度における都立高校生の交通事故の実態調査)表10 二輪車道路形状別・違反項目別事故者数違反項目一時停止無視信号無視道路形状交差点直線00曲線不明合計※表中には重複違反が含まれる。表9 二輪車事故者の分類表11 事故者の欠席状況自転車二輪車自動車徒歩合計表12 事故による学習活動への影響授業見学要リハビリ・後遺症入院・その他影響なし不明合計※表中の人数には重複したものも含まれる。※進路変更、原級留置、休学の原因となった者は0人のため、表から削除した。前方不注意無免許速度違反無謀運転無謀運転免許不携帯体全 車輪二原付人数16本人15同乗欠席5日10日なし以下以下59436651自転車二輪車自動車徒歩全体2111014418(単位:人)輪二 動自不明16 0 15 (単位:人)20日不明全体以下その他151231519145(単位:人)2812210170(単位:人)不明その他なし合計1015 ウ 自転車事故と負傷部位(表7、表8) 自転車事故による負傷のうち重傷事故17人については、首・顔面を含む頭部の負傷8人、手首・腕・肩の負傷10人、足・膝の負傷2人、胴体・内臓の負傷4人であった。また、負傷者全体の88.2%にあたる15人が骨折を伴っている(負傷には重複を含む)。首・顔面を含む頭部の負傷は47.1%、手首・腕・肩の負傷が重傷事故全体トップの58.8%となり、上半身への負傷(黄色部分)が大半を占めている。しかしながら、自転車による事故者142人のうち、ヘルメット着用の報告があった生徒は0人であった。これらのことから、ヘルメット着用の努力義務が課せられていることを生徒に指導する必要がある。〇  二輪車による事故者数は過去3年間増加傾向にあったが、令和4年度は16人であり、昨年度から3人減少した。また、その全ては自動二輪によるものであり、原付による事故はなかった。〇  同乗による事故者数は1人であり、令和3年度の5人から大きく減少した。 イ  二輪車道路形状別・違反項目別事故者数(表10)〇  全事故者数15人に対し、明確な違反があった人数は3人で約20%であった。〇  交差点では信号無視による事故、曲線道路では、無謀運転による運転操作の誤りが原因となる事故が、それぞれあった。〇  令和4年度は、事故者・違反者数が減少したが、引き続き安全運転の意識をしっかりもち、心に余裕をもって運転する必要がある。(5)  事故による学校生活への影響 ア 事故者の欠席状況(表11)〇  自転車の事故では、49人の生徒が欠席をしており、そのうち2人の生徒が11日以上欠席している。〇  二輪車の事故では、9人の生徒が欠席をしており、そのうち1人の生徒が11日以上欠席している。昨年は20日を超える長期欠席者が8人いたが、令和4年度は0人であった。 イ 事故による学習活動への影響(表12)〇  自転車の事故では26人に、二輪車の事故では12人に学習活動へ影響が及んでいる。表12の「要リハビリ・後遺症」の項目は、自転車、二輪車の事故共に、入院などによって長期欠席ならびにリハビリを余儀なくされた生徒である。また、昨年に引き続き、事故によって原級留置となった生徒は今年も0人であった。〇  表11との関連を見ると、欠席5日超過を境に、成績低下や運動の制限、定期考査未受験など、学習活動への影響が見られた。87

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