安全教育プログラム 第16集
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64641 題材名  河川の氾濫や津波の時の避難の仕方を学ぼう2 「必ず指導する基本的事項」との関連区分Ⅲ-2 地震災害時の安全目標地震発生時の危険と適切な対処について理解し、安全な行動がとれるようにする。内容集団で避難するときの「おかしも」の約束を確認すること。(Ⅲ-2-③)区分Ⅲ-4 気象災害時の安全目標風水害、雪害の危険を理解し、安全な行動ができるようにする。内容風水害時の危険を知り、安全な行動の仕方を確認すること。(Ⅲ-4-①)3 教材化の視点(身に付けさせたい資質・能力) 本園では、命を守るために災害時にどのような行動をとることが大切かについて、幼児が感じ、考え、主体的に行動する力を育むことを目指している。毎月実施の避難訓練では、幼児自身が必要感を感じて行動する力を身に付けさせたい。 本単元では、地震による津波及び水害の際の避難の仕方について、学年ごとに発達段階に即し視覚表示等を活用して伝え、幼児が実際に避難行動を体験し、体験後に振り返りを行うことによって、災害時に必要な行動を主体的に行えるようにしていく。4歳児●先生の話を聞き、年長児の動きを見ながら、安心して訓練に参加する。●河川氾濫時の避難を体験する。 5歳児●放送や先生からの話をよく聞いて、落ち着いて行動する。●学級で、訓練を振り返り、よかった点や改善したほうがよい点を考え合う。 できるようにする。特に4歳児は、個々の理解の様子を捉えながら工夫する。(2)特別な支援を必要とする幼児については、絵カードなどを活用して見通しをもたせ、安心して訓練に参加できるようにする。訓練中の様子を職員間で共有し、災害時に想定される必要な支援について、確認し合う。災害安全③単元(題材)について指導計画(2時間扱い)指導の工夫(1)訓練の必要性について、幼児が理解できるように分かりやすく伝え、主体的に考えながら参加適切な避難行動について知り、体験する事例幼稚園 4・5歳児(避難訓練)

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