安全教育プログラム 第16集
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導 展 入開 まとめ9 安全教育の実践事例(災害安全②)1 ねらい  風水害時の危険を知り、身を守るための場所を自分で選ぶ。2 指導の実際○災害イメージの具体化:台風、積乱雲が発生したときや雷、局地的大雨や竜巻から身を守るための行動を知る。①台風のとき、川や用水路から離れる。②積乱雲が発生したときや雷のとき、木や電柱等の高い物から離れる。③局地的大雨や竜巻のとき、頑丈な建物に入る。窓から離れ、机の下に潜る。○具体的な避難の選択と実践:①台風のとき、どこに避難するか。②積乱雲が発生したときや雷のとき、どこに避難するか。③局地的大雨や竜巻のとき、どこに避難するか。建物の中に避難した後はどうするか。○正解発表:自分の選択が正しかったか間違っていたかを知る。〇本時の内容を振り返る。返り、学びが深まっていた。次回の取組を楽しみにする様子がうかがえた。◎『まもるいのち ひろめるぼうさい』の映像教材(日本赤十字社)をプロジェクターで大画面に投影する。適切な避難場所を選ぼう◎川と木と建物の絵が描かれたつい立てを前に並べる。◎場面ごとに関連する映像をプロジェクターで大画面に投影し、効果音を流す。■適切な場所を自分で選んで避難するなど安全確保のための適切な行動をとろうとしている。◎判定時に正誤の効果音の出るスティックを用いる。◎写真やイラストの入った振り返りシートを活用する。6363○主な学習活動◎支援・留意点 ■評価指導事例(第1時/2時間) 生徒の学習状況●生徒は風水害の映像を観て、雷の音に驚いたり、竜巻の迫ってくる様子に声を出したりして、災害イメージをもつことができた。並べたつい立てに興味をもち、避難場所を選ぶ際に意欲的に動いた。生徒の多くが建物の中に避難するのが適切だと理解した。生徒の変容●取組が分かりやすく、実践した満足感もあって、まとめの時間には生徒が落ち着いて学習を振り

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