安全教育プログラム 第16集
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1262621 題材名  急な大雨や雷、竜巻から身を守ろう2 「必ず指導する基本的事項」との関連区分Ⅲ-4 気象災害時の安全目標風水害の危険を理解し、安全な行動ができるようにする。内容風水害時の危険を知り、安全な行動の仕方を確認すること。(Ⅲ-4-①)3 教材化の視点(身に付けさせたい資質・能力) 本校の生徒は、防災訓練の積み重ねにより、地震発生時に机の下に潜ったり、机のない場所ではしゃがんで両手で首を守ったりして安全を確保できる。避難指示が出ると、担任の指示でヘルメットをかぶり、落ち着いて避難ができる。今後、急な天候の変化に遭っても、安全を確保する適切な行動がとれるようにしたい。 そこで、危険な場所や状況を自ら予測し回避する能力を育成するため、風水害のイメージを具体化し、安全を確保するための適切な行動を学んだ後で、①台風のとき、②積乱雲が発生したときや雷のとき、③局地的大雨や竜巻のときに、避難場所を自分で選んで避難するという学習を設定する。時間○災害イメージの具体化:風水害の映像を通して、様々な風水害の危険について知る。○具体的な避難の選択と実践:①台風のとき、②積乱雲が発生したときや雷のとき、③局地的大雨や竜巻のときに、適切な避難場所を選択し、避難する。○災害イメージの具体化:風水害の被害写真や記事を通して、身近な風水害の危険について知る。○具体的な対応の選択と実践:台風接近時の傘の挿し方や持ち方等の適切な対応を実践する。○主な学習活動◎安全教育の視点に立った留意点ようにする。った対応を理解できるようにする。ようにする。災害安全②単元(題材)について指導計画(2時間扱い) 指導の工夫 風水害の被害映像や、適切・不適切な行動例を示した映像を教材にし、災害イメージを具体化して、適切な避難場所と方法を学べるようにする。川と木と建物の絵が描かれたつい立てを用い、①台風のとき、②積乱雲が発生したときや雷のとき、③局地的大雨や竜巻のときに、生徒がどこに避難すればよいか具体的に考えられるようにし、クイズ形式で問い掛ける。急な天候の変化に適切な避難行動がとれるようにする事例特別支援学校 中学部 第2学年(特別活動)◎実際の被害の様子を知る。危険な場所と安全な場所を理解できるようにする。◎適切な場所を自分で選んで避難できる◎実際の被害の様子から正しい対応と間違◎適切な対応を自分で考えて実践できる

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