安全教育プログラム 第16集
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スタートカリキュラム実施時期(入学後から5月上旬まで)通年○主な学習活動◎安全教育の視点に立った留意点6060◎登下校時、どこがどのようなときに危険か確認する。◎道路における様々な危険や交通法規について理解し、安全な歩行ができるようにする。安全に行動することの大切さを理解し、安全のためのきまり・約束を守るようにする。◎想定される災害や非常事態に際し、状況に応じて迅速に避難し、身体の安全を確保する力や慌てずに指示に従い、落ち着いて避難する力を育成する。◎地震時、地震直後、地震後の3つのフェーズに合わせ、自分の命を守る行動(災害から身を守る行動)を知り、安全な行動ができるようにする。◎災害安全に関する意識を高めるために、引き取り訓練の意義を理解し、積極的に参加できるようにする。41 題材名  地震が起こったら、どう行動する?2 「必ず指導する基本的事項」との関連区分Ⅲ-2 地震災害時の安全目標地震発生時の危険と適切な対処について理解し、安全な行動ができるようにする。内容地震発生時の危険について知り、対処の仕方を確認すること。(Ⅲ-2-②)3 教材化の視点(身に付けさせたい資質・能力) 本校の児童は公共交通機関を使用して通学しているため、登下校中、電車やバスに乗っているときに地震が起こる可能性がある。学校や自宅にいるときだけではなく、移動中に地震が発生することを想定して、地震が起こったらどう行動するかや、地震発生時の危険と適切な対処について理解し、緊急時に落ち着いて、行動できる力を身に付けさせたい。 そこで、登下校時にどこがどのようなときに危険か、段階を踏んで学ぶ機会を設定するとともに、年間を通じて地震発生時の避難訓練を実施する。加えて、児童と保護者が共有する「行動マニュアル」を作成し、備えることで、緊急時に慌てずに行動する力が付き、登下校中に地震が発生した際にも落ち着いて行動することができると考えた。○通学経路を覚え、登下校時に想定される危険について知り、安全な行動の仕方を学ぶ。〔内容〕公共交通機関を利用する児童は学校の最寄り駅まで、徒歩で登下校する児童は正門前まで、自宅からの通学経路を保護者と一緒に歩いて、電車やバスをに乗車し、地震発生時の安全な行動の仕方を確認する。○避難訓練をとおして、避難時の問題点を考え、実際にどのように行動するかを学ぶ。〔内容〕地震、地震→火災○家のまわりや最寄りの駅からの地図を活用して地震発生時の避難について考える。〔内容〕災害が起こったときの行動についてや、避難場所、避難経路を確認し、災害用伝言ダイヤルの使い方を知る。○自校作成の行動マニュアルを活用し、避難経路、避難場所について保護者と一緒に確認する。〔内容〕引き取り訓練の実施災害安全①単元(題材)について指導計画災害安全における実践事例            地震が起こったら、どう行動する?(児童と保護者が共有する行動マニュアルの活用)小学校 第1学年(特別活動)

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