安全教育プログラム 第16集
60/116

123○主な学習活動◎安全教育の視点に立った留意点◎自分たちの登校の様子を確認し、自転車・歩行者それぞれの動きを客観的に知る。◎車両の交通量について確認する。◎ 通学路の画像や動画から交通ルール違反及びマナー違反がないか確認する。また、そのことで自らが危険にさらされる可能性についても考えさせる。◎外部団体と連携し、安全な自転車の乗り方について学ぶとともに、学校周辺以外でも交通安全に留意することができるようにする。58581 単元名  通学路の安全な通行について考える2 「必ず指導する基本的事項」との関連区分Ⅱ-3 二輪車・自動車の特性と心得目標道路における様々な危険や交通法規について理解し、安全安心な登校ができるようにする。内容車両事故の特徴を知り、安全な歩行や走行の仕方を確認すること。(Ⅱ-3-①)3 教材化の視点(身に付けさせたい資質・能力) 本校では、校舎の全面改修に伴い正門の場所が移動したため、生徒の通学路が変更となった。新しい通学路は多くの車両が行き来している。歩道が狭いため登校時には生徒が車道にはみ出てしまうこともあり、危険を感じるようになった。また、歩行者と自転車利用者が混在するため、周囲の気配りが必要な場面が多々見受けられた。そこで、通学路の危険箇所や実際の登校状況を撮影し、生徒に見せることで危険性を認識させるとともに交通ルールとマナーを学べるようにした。時間〇通学路の様子を知る。〇通学路にある信号や標識の確認を行う。〇通学路の様子から、その危険性を考える。〇安全な登校の仕方について考える。〇「輪トレアプリ」を活用した交通安全教室を実施する。交通安全②単元(題材)について指導計画(3時間扱い) 指導の工夫 実際の登校の様子を見せ、身近な問題として生徒に意識させることで、登校中のヒヤリハット体験がなくなるようにする。 通学路の変更に伴う安全の確保と交通ルール・マナーを考える事例高等学校 第1学年(保健)

元のページ  ../index.html#60

このブックを見る