安全教育プログラム 第16集
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導 展 入開 まとめ9 安全教育の実践事例(交通安全①)指導の工夫 自転車の事故を身近な問題として捉えさせるために、事故を想定した動画を用いて実感させる。意見を述べる場面では、ICT 機器やホワイトボードを活用し、共有を図るとともに、参加意識をもたせる。指導事例(第5時/6時間) 生徒の学習状況●事故を想定した動画を視聴した際の感想を改めて生徒同士で共有し、耐久力の測量でどのような1 ねらい  工業技術に関する広い視野をもつことを目指し、安全性を優先した工業製品について自ら学ぶ態度を養う。2 指導の実際〇自身で製作したヘルメットの耐久力がどれくらいか予想する。〇実際に自身で製作したヘルメットの耐久力及び市販のヘルメットの耐久力を油圧プレス機で測定する。〇自身で製作したヘルメットの安全性について、生徒同士で意見交換をする。〇本時を通して分かったこと、気付いたことをワークシートにまとめる。結果が出るか考える姿が見られた。●自身で作成したヘルメットの安全性について、生徒同士が積極的に意見交換をする姿が見られた。生徒の変容●事前アンケートでヘルメットを「なるべく着用した方が良い」と答えていた生徒が、事後アンケートでは「必ず着用した方が良い」と答えるとともに、安全性を優先した工業製品について積極的に意見交換する姿が見られた。(自身で作成)○主な学習活動〇 本時のねらいを理解する。〇前時までの製作における過程を振り返る。自身で製作したヘルメットの安全性は十分なのだろうか。(市販)◎本時のねらいを伝え、目的等を理解させる。◎生徒が以前に意見交換した「安全性について、どのような工夫ができるか」を示す。◎市販のヘルメットの耐久力について説明する。◎生徒が測定結果を把握できるように実物を並べる。◎生徒の意見が把握できるようにモニターに示す。■安全性を優先した工業製品について自ら学ぼうとしている。(机間指導)■ワークシートに自分の考えを具体的に記述している。(ワークシート)5757◎支援・留意点 ■評価

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