安全教育プログラム 第16集
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3〇 繊維熱硬化性樹脂、ガラス繊維等を4〇 染色してヘルメットを完成させる。◎積極的に参加させ、製作したことの実感をも6〇 どのようなヘルメットなら安全性を312556561 単元名  人と技術と環境2 「必ず指導する基本的事項」との関連区分II-2 自転車の安全な利用と点検・整備目標自転車の安全な利用・点検や整備について理解を深め、交通法規を守って安全な乗車が内容自転車乗用時のヘルメットの必要性について知ること。(Ⅱ-2-⑥)できるようにする。3 教材化の視点(身に付けさせたい資質・能力) 本校の生徒の6割が自転車通学をしている。令和4年度から、ヘルメット着用を努力義務として指導しており、着用率は約8割となった。一方、本校は住宅街の中にあり、付近に信号がなく、学校の正門前の道を抜け道として利用する自動車が多いため、着用率をさらに高めるとともに、他者や社会の安全に貢献しようとする態度を身に付けさせたい。 そこで、自転車乗用時のヘルメットの必要性について知り、安全で安心な信頼できるものを製作するなどの学習活動を行い、職業人に求められる倫理観を踏まえ合理的かつ創造的に解決する力を養う。時間〇自転車乗用時の状況を振り返る。〇ヘルメットのメリット・デメリットを挙げる。〇事故を想定した動画を視聴し、ヘルメット着用の意識を高める。〇 安全なヘルメットの型等を調べて、創造力を生かした付加価値の高いものについて考える。使ってヘルメットを形成する。〇 耐久力の実験を通して、自身で製作したヘルメットと市販のヘルメットの違いを知る。保てるかを提案させる。◎生徒のヘルメット着用に対する意識を確認する。◎ヘルメット未着用の危険性について考えさせた上で事故を想定した動画を視聴することで実感を持たせる。◎ヘルメットの安全性について意見交換させ、どのような工夫ができるか考えさせる。◎安全なヘルメットを製作することを常に考えさせながら取り組ませる。たせる。◎ヘルメットの耐久力に注目させ、ものづくりに関する興味を引き出す。◎安全なヘルメットを製作するには、どのような工夫が必要か考えさせる。○主な学習活動交通安全①単元(題材)について指導計画(6時間扱い)交通安全における実践事例            安全で安心な信頼できるヘルメットを製作するには 高等学校 第1学年(工業技術基礎)◎安全教育の視点に立った留意点

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