安全教育プログラム 第16集
56/116

1○主な学習活動54541 題材名  大切な心と体を守るために2 「必ず指導する基本的事項」との関連区分Ⅰ-6 生命(いのち)の安全教育目標生命を大切にすることを理解し、性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないようにする。・性暴力とは何かを知り、距離感が守られないときにとるべき行動を考えること。・二次被害の加害者とならない行動を考えること。内容3 教材化の視点(身に付けさせたい資質・能力) 性暴力は身近な問題であり、誰にでも起こりうる可能性があることを理解する必要がある。本校は他人を思いやる優しい生徒が多い反面、人間関係を優先し「断り方」に難しさを感じる生徒も多くいる。人間関係の気持ちから性犯罪の被害者となることがないよう、被害を未然に防ぐためにできることや、被害に遭った場合の対処法を身に付けさせたい。また、性暴力の二次被害を生まないための言動について考えさせたい。時間〇よりよい人間関係、性暴力とは何かを考える。〇トラブルを未然に防ぐ対処方法を考える。〇性暴力の二次被害について考える。◎他人との適切な距離感や対等な関係の◎自分自身も被害者や関係者になり得る生活安全③「心と体を守るために危険を回避する行動」を考える単元(題材)について指導計画(1時間扱い) 指導の工夫 事前に授業内容を保護者・生徒に告知する、ティーム・ティーチングで授業を展開することで、授業を受けたくない生徒や気分が悪くなった生徒に対応する体制を整える。昨年度に使用した事例は、「身近な人からの性暴力」であったため、今年度は「生徒の登下校時に起こり得る性暴力」とする。誰にでも起こり得る場面設定にすることで自分の事として捉えさせる。 さらに二次被害に触れ、誰でも加害者になる可能性があることに気付き、情報の拡散についても客観的に考えるようにする。高等学校 第1・2 学年生(特別活動)◎安全教育の視点に立った留意点大切さを理解させる。ことを理解させる。

元のページ  ../index.html#56

このブックを見る