安全教育プログラム 第16集
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4〇SNS上での写真の公開について考える。○主な学習活動52521 題材名  自分の心と体を守ろう2 「必ず指導する基本的事項」との関連区分Ⅰ-6 生命(いのち)の安全教育目標生命を大切にすることを理解し、性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないように内容自分と相手の心と体を大切にすること。(Ⅰ-6-①)する。3 教材化の視点(身に付けさせたい資質・能力) 本校の児童は、学校でSNS 等の利用方法についての指導を受けているが、自分の事として捉えず生活している様子が見られる。この学習を通して、自分の心や体を大切にする本当の意味を理解し、SNS等の正しい利用方法を身に付けさせたい。 そこで、文部科学省の「生命(いのち)の安全教育動画教材」を視聴したり、「SNS 東京ノート」等を使用したりする活動を通して、自分と他の人の大切なところに対する様々なことを児童同士で共有し、児童自らが安全・安心に暮らすことのできる生活をつくろうという気持ちをもたせたい。時間1〇自分だけの大切なところについて知る。〇動画教材を視聴する。〇自分と他の人との心や、体の距離感について知る。〇動画教材を視聴する。〇自分と他の人との受け取り方の違いにつ2~3いて理解する。〇「SNS東京ノート」を使用し考える。〇「SNS東京ノート」を使用し考える。◎プライベートゾーンについて知り、人に見せたり触らせたりしてはいけないことを理解させる。◎距離感とは、全ての人が自分で決めることができるものであることを理解させる。◎同じ言葉でも文字だけで伝えると、感情が伝わらないので、誤解されやすいことに気付き、日々の生活に生かせるようにする。◎一度公開された写真は誰もが見ることができることや、拡散されて消すことが難しいことなどについて理解し、日々の生活に生かせるようにする。生活安全②単元(題材)について指導計画(4時間扱い) 指導の工夫 生命(いのち)の安全に関心をもつために、動画教材を視聴したり、「SNS東京ノート」を使用したりした。自分で考えたことをグループや学級で共有することで、人によって価値観や受け取り方が違うことについて考える機会とし、自分の心と体を守ろうとする態度を育むようにする。自分の心と体を守ろう小学校 第6学年(特別活動)◎安全教育の視点に立った留意点

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