導 展 入開まとめ9 安全教育の実践事例(生活安全①)1 ねらい トイレでの約束「個室は一人で入ること」「トイレを覗かないこと」を知る。2 指導の実際○幼児の活動の流れ〇パネルに貼ってある扉を見て、教師の話に期待をもつ。〇教師が「トントントン」と扉を叩いて開けると、トイレがあることが分かる。〇ブタのブーちゃんがトイレに入ろうとすると、ネコのミーちゃんが後から同じ個室に入ろうとする場面で、よいことか悪いことかを考える。〇なぜ一緒に入ってはいけないのかを考える。〇一緒に入ってくる友達がいた時に、なんと言えばいいのかを考える。〇個室に入ったブーちゃんを、ミーちゃんが下の隙間や上からのぞこうとする場面をみて、自分がされたらどのような気持ちになるかを考える。〇お話を振り返り、トイレでの約束を確認する。ていた。●教師からの問いかけの場面では、登場人物の気持ちを考えて積極的に発言し、話の意味が分かって参加する姿が見られた。5151◎教師の援助 ◇環境構成◎教師の話に関心がもてるように、演じる。◇ 落ち着いて参加できるようにする。◎「ダメ」、「プライバシーがあるから。」、「『ちょっと待っててね。』と言う。」「覗かれたらいやな気持ちになる。」などの幼児の言葉を受け止め、共感していく。◎パンツで隠す場所は、他人に見せたり、他人のを見ようとしたりしてはいけないことを簡潔に伝える。◎登場人物の気持ちを考え、トイレでしてはいけないことを理解できるようにする。◎◇教職員で連携し、トイレでの約束を知り、守ろうとする姿を認めていく。指導事例(10分間) 幼児の学習状況●パネルシアターで馴染みのある場所や動物を登場させたことで、最後まで関心をもって話を聞い幼児の変容●話をした翌週、仲の良い幼児数名でトイレに行こうとした際に、トイレでの約束を確認すると「一人で入る!」と発言していた。多くの幼児が約束を守ろうとする様子が見られるようになった。
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