安全教育プログラム 第16集
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Ⅲ 災害3年[安全教育プログラム〈第12集〉(令和2年3月)]6 安全教育の計画(3)複数の内容を関連させる事例 (災害安全 中学校第3学年)8月 安全学習として、風水害時における具体的な避難方法を考えた後、定期的な安全指導として、風水害時における避難訓練を行う。日常的な安全指導では、「防災ノート~災害と安全~」の活用や、一声事例による学習体験の想起を行い、資質・能力の育成を図る。安全学習(教科等)安全指導日常的定期的【事例】「『東京マイ・タイムライン』の活用を通して、風水害発生時に適切な避難行動が取れるようにする学習の事例」 他にも、安全学習と安全指導を組み合わせた安全教育を設定することにより、効果的な指導を行うことができる。安全学習特別活動《学級活動》(7月上旬)(題材名)「風水害に備えよう~家庭での『東京マイ・タイムライン』の作成を通して~」(ねらい)  「マイ・タイムライン」の重要性及びその作成方法を知り、家族等と話し合い、「マイ・タイムライン」を作成する意欲を高めることを通して、風水害発生時に、適切な避難行動がとれるようにする。6月《地理》日本の資源・エネルギーと電力(Ⅲ-5-①、②)避難訓練(実施計画③)7月《学活》「東京マイ・タイムライン」の作成(Ⅲ-4-①)風水害への対処(Ⅲ-4-①)避難訓練(実施計画⑤)【指導例】(「一声事例」等の活用)・急な天候の変化に気を付けましょう。・ 身の安全を守るためには、インターネットやテレビなどで災害情報を収集し、活用することが大切です。・ 大きな災害が発生すると、学校が避難所となることが考えられます。地域の一員として、中学生の活躍が期待されています。・ 災害時、中学生としてできることは何かについて考えましょう。 特別活動(7月中旬)※避難訓練(ねらい) 水害が発生したときに、適切に避難することができるようにする。(風水害への対処)安全指導(8月)(ねらい) 避難所の役割について知り、自分たちにできることを考えられるようにする。(「防災ノート~災害と安全~」の活用)《公民》情報化社会(Ⅲ-5-①、②)《技術》電気機器の保守点検(Ⅲ―1-②)避難所の役割(「防災ノート」の活用)(Ⅲ-6-①)避難訓練(実施計画④)(「防災ノート」の活用)9月25定期的な安全指導日常的な安全指導

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