安全教育プログラム 第16集
25/116

2 安全教育を充実させるために、安全学習と安全指導とを関連させ、計画的に実施することが大切である。Ⅰ 生活6年[安全教育プログラム〈第12集〉(令和2年3月)]6 安全教育の計画(1)安全学習の後に、安全指導(日常的)を行う事例 (生活安全 小学校第6学年) 学級活動で、SNSの正しい使い方やトラブル(サイバー犯罪等)について学習したことを、日常的な安全指導において一声事例を用い、指導する。特別活動《学級活動》(4月)(題材名)「スマートフォン等の使い方を考えよう」(ねらい)  スマートフォン等を使用するときの危険、SNSに関するトラブルやサイバー犯罪について理解し、安全に利用できるようにする。安全学習(教科等)安全指導日常的定期的【事例】「具体的な事例を通して、インターネットトラブルについて考える学習の事例」4月《学活》SNSの正しい使い方とトラブル(Ⅰ-5-②、④)登下校の安全(Ⅰ-1-①~④)5月《図工》用具の安全な使い方、事前の点検の視点(Ⅰ-2-③)不審者の対応(Ⅰ-4-①②④)セーフティ教室(Ⅰ-2-⑥)【指導例】(「一声事例」等の活用)・ よい人を装う大人もいるので、自分のことを知らせたり、会ったりしない。・怪しいサイトにはアクセスしない。・ SNS等に、自分の個人情報を絶対に書き込まない。・ SNS等に個人が特定されるような写真や自分や他人の個人情報を掲載したり、書き込んだりしない。安全指導(6月)(ねらい) スマートフォン等の利用時の危険について理解できるようにする。(指導のポイント)○ スマートフォン等でSNSを利用するときには、犯罪に巻き込まれないように注意すること。○ 架空請求や脅迫のメール、見知らぬ人からの誘い等には、返信したり、会ったりしないこと。○ トラブルに巻き込まれたら、すぐに保護者や先生に相談すること。6月《体育》水泳運動における安全(Ⅰ-2-④)《家庭》洗濯機の使い方(Ⅰ-2-③)スマートフォン等の使い方(Ⅰ-5-③~⑤)夜間外出での安全(Ⅰ-4-⑤)夏休みの過ごし方(Ⅰ-4-⑥、⑧)7月23安全学習×安全指導 ~効果的に関連させる事例~ 安全学習日常的な安全指導

元のページ  ../index.html#25

このブックを見る