安全教育プログラム 第16集
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4 必ず指導する基本的事項(生活安全)  生活安全における安全教育では、一般的な場面における安全の知識はもとより、児童・生徒等の生活する地域の特徴を踏まえた、より具体的な場面を想定することが大切である。 例えば、安全指導として、児童に日が落ちて暗くなった際の下校の仕方(Ⅰ-1-①)として、通学路で暗くなる場所について想起させたり、具体的な場所等を提示しながら、「家の近くの友達と一緒に下校しましょう。」と話すなどの工夫が考えられる。 特に、覚えさせておきたいことは、短い言葉にして伝えることで効果を高めることができる。 例えば、「は・さ・み」、「いかのおすし」のように頭文字で一つの言葉として伝えることや、それを教室や廊下に掲示することで安全への意識付けを図っていく。Ⅰ-3-③ エレベーターに乗る前と乗るときの「は・さ・み」の約束を確認すること。 は … はいる前は周りをよく見て さ … さっと乗って、ボタンの前へ み … みんなで乗ろう、エレベーター 地域の警察署と連携した防犯教室の開催など、外部機関と連携した取組も考えられる。安全教育動画「見て学ぼう安全」GIGAワークブックとうきょうⅠ-4-③ 「いかのおすし」の約束を確認すること。いか … ついていかないの … 車にのらないお … おお声をだすす … すぐにげるし … しらせる生命(いのち)の安全教育 指導資料地域安全マップ11(1)具体的な場面の想定(2)短い言葉の繰り返し(3)外部機関との連携(4)教材等の活用(詳細はそれぞれをクリック)指導を工夫する視点

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