自転車安全運転指導事例集
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1 年度当初通年1● 生徒がヘルメット未着用であっても、ヘルメットを家まで取りに戻らせるような指導はしない。● 生徒にヘルメット未着用の理由を聞き、いつまでに用意できるかを考えさせて、期日を約束する。 期日を守れた際には褒めて、ヘルメット着用に向けた規範意識につなげる。生徒に寄り添いながら、継続的に指導を続けることが重要懲罰を伴う指導は逆効果勤務時間や優先する仕事がある場合は、互いに尊重し合い、調整することで、組織として対応する風土を醸成「一声指導で、授業等の接点がない生徒と話ができる機会が増えた。対応した生徒が行事の準備等で積極的に助けてくれた。今は生徒とのコミュニケーションを図る場面として捉え、前向きに声かけを行っている。」「ヘルメット未着用の生徒向けに講習会を実施した。講習会が進むにつれて生徒が真剣な表情に変わっていく様子が見られた。生徒自身に考えさせる指導の大切さを知る機会となった。」ヘルメット未着用の生徒向け講習会の様子ステップ取組の概要全ての教職員が目標を共有し、自身の役割を理解し、組織的な取組を行う。教職員の声企画調整会議や職員会議等で、生徒指導の目標や方向性、具体的な取組を周知自転車通勤の教職員へのヘルメット着用の依頼2● 決まりだからではなく、安全のために着用するという考えを 教職員が示すことで、生徒の理解につなげる。一声指導を続けるとともに、不定期にチェック期間を設けて、生活指導部の教員と担任が連携した指導を行う。教職員全員で自転車の安全な利用について考えよう申請書(例)事例2組織的な指導のための教職員の共通理解❷

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